サッカーJ1・アビスパ福岡にウクライナのクラブからやってきたイラン代表FWシャハブ・ザヘディ(28)が、ゴールを量産している。海外クラブでのプレー経験が多いとはいえ、母国とは異なる環境で結果を出し続ける秘訣(ひけつ)は――。
ザヘディは発足32年目のJリーグで初めてのイラン人選手だ。3月7日に福岡に加わると、ここまでリーグ戦12試合に出場し、6ゴール、2アシストとチームを引っ張っている。
サッカーファンに強烈な印象を残したのが、今月3日のガンバ大阪戦(福岡・ベスト電器スタジアム)だ。
前半22分、自陣でボールを受けると、左足でロングキック。ボールは前方に出ていた相手GKの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。
約70メートルのロングシュ…